Archive for 6月, 2011

「MLB」のこと

水曜日, 6月 22nd, 2011

言わずと知れたアメリカプロ野球の事です。「メジャーリーグベースボール」いい響きです。去年の暮れに世間の波に押されて仕方無しにテレビを買い換えました。本当に仕方無しにです。国の御都合で勝手にアナログから地デジへの移行が決められて、今までのテレビのままだと今年の7月からテレビが見られなくなる、と、脅されて?。この事を最初に耳にした時私は「最後の一人になるまで絶対にテレビの買い換えはしないぞ」と頑張ってやろうと思って居たのですですが、いざその時が迫ってくると「どうせ買うのなら色々特典の有る内に買った方が得だなあ」と考えてあっと言う間に買ってしまいました。さて、その所為で見出しに掲げた「MLB」を見る機会が増えたのです。日本選手の活躍もさることながら、私はこのMLBに関して色々な事に気が付きました。先ず初めは「選手がホームランを打った時の姿がとても豪快で奇麗で絵になっていて魅力が有る」と言う事です。バットの振り初めから降り終わった後の残身までの一連の動作が日本の選手には無い素晴らしい力強い魅力を感じます。次に「各選手の動き方、動作、走り方」等全てに何とも言えない個性を感じるのです。ユニホームの着方でも、ちょっと見ると何処となくだらしなく締り無さそうに見えますが、いざプレーをする時は一変して鮮やかなフォームで打球を処理してしまい、笑顔一つ見せるでもなく、ごく当たり前の事を当たり前に処理したんだと言わんばかりの態度です。更に揚げるなら「これが第一線のスターと言われる野球選手か」と疑いたくなる様な出っ腹で太った選手の多い事です。お腹がでっぷりと前に突き出しユニホームのズボンのバンドが背中から下腹部へ斜めに大きく弧を描いている選手が大勢いるのです。ダイエットなんか何処の話だ、と言わんばかりの体格で堂々とプレーをしております。日本だったら差し詰め「二軍落ちで体重管理」の憂き目を見る様な選手です。それでも結構きびきびとした動作でプレーをしております。次に気付いた事は「どの選手も日本人の体格を遥かにオーバーして大きい選手が多い」と言う事です。テレビ画面に映し出されるこれらの選手の姿を見ていて、もう70歳を過ぎた私でも「これらの選手の方が自分より年上なんじゃないか」と思えるのです。きっとあのがっしりした体格と上背の大きさでそう見えるのかも知れません。テレビのカメラが或る選手をクローアップで映し出したりする時は正に「孫か子供」の様なあどけない表情が見えるのですが・・・・。これ等色々気付いた事を日本のプロ野球に置き換えて考える時「日本のプロ野球はあまりにも管理されすぎ」ではないかと言う事です。特にセリーグの野球にそれを強く感じて見る気が無くなってしまいました+。ちょっと個性的な選手が入団すると球団関係者は勿論、マスコミや野球解説者等にいてるまでが一斉に「あれがいけない、これがだめだ」と、潰してしまって選手としてデビューする頃にはすっかり牙の抜けた優等生になって出て来るのです。打撃ホーム、走塁、捕球、投球jホーム、どれ一つを取り上げても皆画一的に個性の無い動きに見えて仕舞うのです。日本のプロ野球関係者はアメリカの野球の面白いところをモットモット研究して、より面白い日本のプロ野球が楽しめる様な環境を作っていって欲しいのです。それを怠っていると野球中継の視聴率は今後益々極貧状態になる事目に見えております。優等生の野球は見て居て面白くも何ともありません。最後に、MLBで如何しても見たくないシーンを揚げておきます。それはゲームをしながら、フィールドやベンチ内で、ガムか噛み煙草か何か知りませんが、くちゃくちゃと噛みながら、ところ構わず「ペーッ」と唾を吐き出す姿です。特に食事中の観戦時等では日本人の感覚からは全くかけ離れた動作としか思われません。日本の選手達、是だけは絶対に真似をしないで欲しい。

カラオケのこと

土曜日, 6月 11th, 2011

「カラオケBOX」なるものがこの世に普及し始めてかなりの年月が経ちます「安芸の宮島」時代の流れと共にその規模も設備も飛躍的に進化して来ました。部屋の冷暖房は勿論のこと、カラオケの機械や曲を選曲する機械等も例外では有りません「一人薩摩路」中に保存されている曲もその数が数百倍にも増えております。勢い、選曲用の本の厚さがこれまた数十倍の厚さになっております。さてこのカラオケボックスの利用方法でよく言われる「一人カラオケ」の事ですが、世間一般では「一人カラオケ」をやる人は変わり者のように言われる傾向が有るようです「釧路湿原」でも私はこの「一人カラオケ」の愛好家を自認しております。安い料金で好きな時間帯を選んで部屋を取り、一人で自由に心ゆくまで遊ぶ事が出来ます。人の目を気にする必要もなく、聞きたくもない人の歌を我慢して聞く必要も有りません。周りの雰囲気に合わせて、したくもない拍手をしたり、時には強要されたりして仕方なく義理拍手をしたりと言う煩わしさが一人カラオケでは一切無いのです「東尋坊」一人で歌って何が面白い」、と、反論する人が有るのも分かりますが、発声の練習や演説や講義の予行演習などには持って来いの場所だと思います。人目を気にする必要が全く有りません。何時間でも何回歌っても誰も気分を害する人が居ないのです。歌っている自分の姿をビデオに録画したり、覚えたい曲や詩を、気が済むまで繰り返し練習しても誰も文句言う人はいないのです。私は趣味で「有る事を人に指導しております」が、その指導の予行演習等にはこれ以上ぴったりの場所はほかに無いと信じております「輪島朝市」グループで行くならせいぜい三人か四人位まででしょう。それも、ごく気の合ったメンバーでないと、前述のような煩わしさが先に来て楽しむどころの騒ぎでは無くなってしまいます。これからも必要な時には「一人カラオケ」を大いに利用し満喫していきたいと思っております。「哀愁港」

被災地救援と物不足のこと

日曜日, 6月 5th, 2011

関東・東北地方の大震災から既に二カ月を経過して、国内各地は元より海外からも救援の手が差しのべられていると言うニュースを視聴して心が温まるのを感じます。地震・津波の被害に加え今回は原子力発電所の崩壊による放射能漏れによる広範囲な被害が加わり、この点で先の阪神・淡路大鵜震災と大きくその被害の大きさを異にしているようです。ところで、私が気になるのは、救援と言う事で様々な物資が被災地へ送られている反面で、一方では物が不足している状態が続いていると言う事です。これはどう考えても腑に落ちません。被災地で整理に困るほどの物資が送られているのに、片方で被災者が求める品物が店頭から姿を消してしまって手に入らないと言う事です。これは明らかに「誰かが先を見越して色々な品物の買占めをしている」所為だと思われます。こういう事が出来るのは、お金を沢山持っている人か資金に余裕のある様々な企業関係の人だと思われます。一か所に沢山買い溜めをして、値段が上った頃を見計らって売りに出そうと言う魂胆でしょう。この行為、ある意味では禿鷹か死肉をあさるハイエナの様な卑劣な人達だと言わざるを得ません。先の阪神・淡路大震災の時も同じ様な現象が現れてニュースの一面を飾っていたのを思い出します。物を売り出す人が、企業が「被災地救援」を旗印に大々的に宣伝をして、自分の製品を売り込むのは結構な事ですが、よもや、こういう人達や企業関係者達が、裏でこっそりと買い溜めをしている等と言う事は無いでしょうね。もし有るとすればこれこそ全くのお笑い草です。義援金に名を借りてお金を騙し取ったり、送られてきた義援金の一部を着服したり、と、色々な形で大災害に絡んだ犯罪が多発しております。が、資力に物を言わせての大々的な買占めだけは最も忌むべき行為だと思います。救援jを叫ぶ人の中に、救援を標榜する企業の中に、裏でこっそり買占めをして満を持している等と言う事が無い事を祈るばかりです。