Archive for 12月, 2011

日本男子バレーボールチームのこと

金曜日, 12月 16th, 2011

「2勝9敗」。言わずとしれた、鳴物入で世界のバレーボールチームに挑んだ日本男子バレーボールチームの戦績だ。マスコミの報道では、来るロンドンオリンピック出場権も狙えるのでは、という言葉も躍っていたのだが・・・・。結果は冒頭の戦績だ。こんな無様な負け方をするチームの何処に「五輪出場権を狙える程の力」があるのだろうか。何を根拠にマスコミはあんな予想を立てたんだろうか。日本チームの戦い方をテレビで観て居て笑えてきたことがある。それは「派手過ぎるガッツポーズ」をする選手が多すぎた事だ。しかもそのガッツポーズたるや、必ずと言って良いほど「テレビカメラを意識した」ポーズなのだ。両の拳を握り締め両腕を曲げて大口を開けて大声を出してポーズを作るのである。自分が打ったボールを相手選手が拾いきれずに点数を取ったときはもちろん、ほかの選手が打って決めて時も同じように「派手なジェスチャー」でポーズをとるのだ。その声の大きさといったら「何であんな大声を出す必要があるのか」と思わず叫びたくなるような大きさと派手なポーズなのだ。あんなに大袈裟なポーズを何度も繰り返していたら、それだけで体力が消耗して、試合どころではなくなってしまうのではなかろうか。見ていると試合に勝つことは二の次で「ガッツポーズを決めるためにコートに出ている」「出来るだけ派手なポーズを決めて目立っておこう」と考えてコートに出ているのではないかと思いたくなるような仕草なのである。少なくとも私にはそのように見えて仕方なかった。勿論ある程度のガッツポーズは「自分やチームのメンバーを奮い立たせるための重要な要素である」ことぐらいは理解できるのであるが、このバレボール試合におけるガッツポーズは「度が過ぎていていやらしく」さえ感じたのである。スタンドプレーをする選手など、団体競技には邪魔になるだけで何のプラスにもならないと思えるのだ。関係者は今後選手を選抜するときは単に技量ばかりを重視しないで「チームワーク」という観点に重きを置いて選抜されたら如何でしょう。自分だけ目立とうとする選手は百害あって一利なしと知るべきである。