久し振りに興奮した、こと

6月 25th, 2017

入院手術と言う、私にとっては大変な時期を乗り越えて、久し振りに、ブログ投稿の為に、PCに対峙しております。何に興奮したか?と言いますと、「今朝のテレビ・BS1CH:MLBの放送」です。生憎の雨で、試合開始が一時間以上遅れたんですが、試合の経過は、そんなものを吹き飛ばす位の緊迫感に支配されていました。「ニューヨークヤンキース対テキサスレンジャーズ」の試合中継です。何時もの単なる試合ではありません。日本から、遥々海を渡って彼の地で奮闘している「ダルビッシュ有投手と田中将大投手の投げ合い」です。メジャー初対決の試合です。テレビの予報で、前々からこの日を期待して待っていた訳ですが、いざふたを開けてみていると、両投手の気合の籠った投球姿に、思わず見とれてしまいました。試合結果は、同点延長の末に、ヤンキースが勝ちましたが、私としては、最後まで0たい0の引き分けで終わって欲しかった試合でした。両投手とも、完投こそ逃しましたが、「ダルブッシュが7回で88球、失点ゼロ、奪三振8:田中が8回100球、失点ゼロ、奪三振9」と言う堂々たる結果で、試合後のインタビューでも、お互いに相手をたたえる言葉を話して、正にこれぞプロだ、と感心したひと時でした。両投手とも、肩とか肘に故障を抱えての登板だったようですが、そんなものを微塵も感じさせない素晴らしい投球内容でした。両チームの名だたる強打者が、両投手のストレートや変化球にきりきり舞いして三振するところや、随所で見られた両チームのファインプレーに、時がたつのを忘れてしまいました。見終わって、久し振りに、「ON時代の日本のプロ野球を興奮しながら見ていたころを思い出して」良いものを見させてもらったという満足感に浸る事が出来ました。ダルビッシュ投手と田中投手の気迫の籠った投球に酔いしれながら、何時もより、ビールの空き缶が多かったのに気づいた私でした。両投手の今後の更なるご健闘を期待しながら・・・。

「売上ナンバーワン」のこと

11月 20th, 2016

民間放送のテレビ番組を見ていると、色々な商品のコマーシャルが、手を変え、品を変え、これでもか、これでもか、と、視聴者に迫ってきます。時間帯によって、多少の違いは有るものの、よく目にするのが、「女性化粧品」「健康補助食品」「自動車」等のコマーシャルがトップクラスにランクされるほどではないでしょうか?。これ等のコマーシャルの中でも、特に目立つのが、「健康補助食品」のコマーシャルだと思います。中高年以上の、モデルとも、タレントとも、女優さんとも、一般の素人のおばさんとも見分けがつかないような、美人で、魅力的で、可愛い女性達が、沢山出て参ります。そして、視聴者に向かって、「この商品を飲んでいてこんなに元気になったわよ」とか、「この商品を使って、ほら、こんなにスリムになったわよ」等と、話しかけてきます。本当の様な、噓のような、聞いている私としては、どこまで信用していいか分かりません。これに加えて、今度は、商品を発売した業者から、「発売後、00万個売れました」「00億個売れました」「売上ナンバーワンのこの商品をぜひ買って下さい」「放送終了後30分以内に電話で申し込んでもらえば通常価額より00%安く致します」「オペレーターを増やしてお待ちしております」 などの言葉が続いて聞こえてきます。優しく話しかけるものもあれば、絶叫型の大声で叫ぶ内容のものもあり、とても賑やかです。これ等を聞いていて、私は以前に、疑問に思ったことが有ります。それは、見出しに書いた「売上ナンバーワン」という言葉です。ナバーワンというからには、ほかの何処かの商品と比較して、優劣を争った結果を踏まえて表明しているんだろうな、だとしたら、この商品は、他のどの商品と比較してナンバーワンと声高に発表しているんだろう?という疑問でした。若し、比較もしないで、勝手に「売上ナンバーワン」等と発表したら、ほかの業者が黙っていないだろ、と言う疑問でした。数年来、私は、この疑問に取りつかれて、今に業者同士で争いが起きて、裁判沙汰でも起きるのでは?と、思ったりしたこともありました。こんな私の危惧を他所に、テレビでは相変わらず、同じ様なコマーシャルが放送されていました。何度か見ているうちに、私は、或る事に気付いたのです。それは、「或る業者が、長年の研究の結果作り出した一つの商品を、満を持して売り出すと、その商品と全く同じものは、他の誰も作れないわけです。売りに出された商品は、この世に一つしか存在しない商品である」と、いう事です。従って、この商品が、たった一個しか売れなくても、数千万個売れたとしても、どちらも「売上ナンバーワン」という事になる訳です。だから、他の業者からは、絶対に文句やクレームは付けられる心配はない訳です。この事に気付いてからは、この世に無数に有るコマーシャルを、気楽な気持ちで見れるようになりました。「ああ、またやってるわ」って感じです。嗚呼、あの叔母さんは、他の商品のコマーシャルにも出てるな、忙しい人だな等と思いながら、今日もテレビに夢中の私でした。

「リハビリ」のこと

11月 19th, 2016

私は、今年一月に「頚椎症性脊髄症」という、初めて耳にする病気で、入院、手術を受けました。何故、手術を受けたのか、と申しますと、7年位前から、左足に違和感を感じるようになり、それが、徐々にひどくなって、びっこを引くようになり、杖無しでは歩けなくなって、以前からの運動不足も重なり、とうとう車椅子でしか動けなくなり、病院の診断を受ける羽目になって、前記の病名が判明して、入院、手術、という経過を辿ったのです。
幸いにして、手術は成功して、びっこは、治ったのですが、今度は、左の腕が全然動かせなくなり、両手両足に痺れが発症して、その為のリハビリが必要になってきたのです。私は、今回の入院で、リハビリに、三種類のリハビリが有る、という事を、初めて知らされました。初めのリハビリは、「術後のリハビリ」という事で、手術の後、寝たきりの状態から、起き上がって、ある程度動き回れるようになるまで、徐々に体力と筋肉を付けていく為のリハビリ、で、大体1乃至2か月位が目途のようです。それを過ぎると、今度は、「回復期リハビリ」と言って、ある程度回復した体に、通常の生活に戻っても支障のない様な、体力や筋力を付けるためのリハビリが有り、このリハビリを受ける為には、それ専門の病院に行ってリハビリ治療を受けなければなりません。三つ目のリハビリは、寝たきりの人たちに、寝た状態で体を動かすリハビリをやってもらう、という方法だそうです。今迄、こういう事には殆ど無関心で過ごして来た私は、今回の入院で、初めて、この様な経緯を知らされたのです。そして私は、現在、回復期リハビリの真っ最中です。1月にK病院で入院手術を受け、約1.5ヵ月の「術以後リハビリ」を受け、2月から、「回復期リハビリ」を受ける為にS病院に転院して、5月一杯まで入院加療を受けながら、回復期リハビリを受けてきました。6月1日に退院して、6月2日からは、同じS病院で新しく開設された「デイケアーセンター」に、週二回の割合で通いながら、リハビリを受けております。ですから、私は、開設されたばかりのデイケアーセンターの、第一期生の患者?という事になります。此処には、Mさんという作業療法士さんと、Kさんという、理学療法士さんの二人がいて、親切に指導して頂いております。Mさんは、丸顔で、目がぱっちりとして、女優の、観月ありさ似で、Kさんは、色白で、笑顔の素敵な、女優の原千晶似の、二人とも、とても魅力的で、可愛くて、陰、日向無く、真面目に指導して頂きます。お二人は、以前は、S病院の整形外科の療法士さんで、デイケアーセンターの新規開設にあたり、大勢の療法士さんの中から、特に抜擢されてデイケアーセンターへ来られたと聞いております。連日の二人のご奮闘ぶりからも、「この二人ならさも有りなん」と、感じ入ってる今日この頃です。私一人だった患者さんも、開設から、5か月経った現在では、20名近くに増え、療法士さんも、四人に増えております。手術後、全く上がらなかった私の左腕も、可成り回復して、将来に希望を抱きながら、リハビリに励んでおります。デイケア連絡帳に、日常生活の中で、自分の体の動き等で、特に気付いた事等を書き込み、療法士さんに読んでいただき、逆に、療法士さんが記入してくれるメモを読むのを心待ちにしながら、今日も、リハビリや自宅での自主トレに懸命に頑張っております。