床屋さんに散髪に行かれて方なら、誰でも経験済みの事と思いますが、一通り散髪がおわり整髪も終了して、いざ椅子から立ち上がろうとする直前に、店長さんが近づいて来て、近くの棚から「ふたつ折りになった手鏡」を取り出して、それを開いて、私の頭部の後ろのほうを写して「如何ですか」とか「これで宜しいでしょうか」等と尋ねてくれます。毎回ハンで押したようにこの動作わ繰り返されます。私はこの時は既にかなりの時間が経過していて、ああやっと終わった、という感じで既に気持ちは椅子から立ち上がりかけているのです。そこへ件の店長さんが現れて、前述の動作が始まる訳です。私の前には床屋さん独特の大きな鏡が取り付けられており、顔の全面は、小さな髪の毛でもすぐ見付かる様になっておりますが、肝心の頭の後ろの方は全然見ることが出来ないので、どういう仕上がり具合なのかさっぱり分からないのです。この不便さを解消するために店長さんは、この合わせ手鏡を使って、私にサービスしてくれていることは良く分かります。分かるのですが、さて、この合わせ手鏡、皆さんはどう解釈されますか?私が床屋さんへ行くのは「顔剃りと頭髪のカット」が主な目的です。若い頃は「パーマをかけたりアイロンパーマ(通称アイパー)」をかけたりした時もありましたが、ここのところ殆ど「カットと顔そり」のみなのです。そこで問題になるのが、前述の店長さんの「合わせ手鏡」の所作です。一体どんな意味でこれをやってくれるのか、少々疑問があります。パーマなどの特殊技術を施してもらった時等は、整髪のあとで鏡を見せられてその仕上がり具合を店長さんと一緒に検討して、あれこれ話し合い、気にいらないトコロがあったら少しずつ手直ししたりするという手順は理解できるのですが、今の私の場合は、何度も言いますが「カットと顔そり」だけなのです。カットしてしまった後に「如何ですか」とか尋ねられても、なんと答えていいのやら返事に困ってしまいます。もしも私が「カットしすぎだ」と感じた箇所があってそれを指摘したとしたら、店長さん、一体どうされるのでしょう。カットして床に落ちてる髪の毛を拾い集めて私の頭髪に継ぎ足してくれるのでしょうか?日頃何気なく見過ごしているなんでもない様な所作から、ふと、色々な事が考え出されて思いつくまま書いてみました。皆さんはどう思われますか?
床屋さんの「合わせ手鏡」のこと
7月 30th, 2012アイフォンのこと-2
6月 10th, 2012息子に勧められてアイフォン4を使い始めて2年目となります。使い始めは多少の不安と迷いがありましたがいつの間にか慣れっこになって、今では結構重宝してます。特にアイフォン用に創られた「アプリ」と言う便利なものが有って、それをネットで検索して気に入ったものをダウンロードしてそれを開いて利用すると言う一昔前までは考えられなかった事が日常当たり前のように利用可能な事です。ご多分にもれず私も色々検索して、無数のアプリの中から「ソリティア」と言うアプリと「囲碁」のアプリ、それに「瞬間日記」と言う無料のアプリをダウンロードして、気が向いた時とか、時間潰しの合間等に結構利用しております。特に「瞬間日記」に至っては家の中、外出中を問わず気付いた事をこまめに入力して、記憶が薄れないように活用しております。又ゲームアプリは、それこそ場所や時間等気にせず、やりたい時に初めて、やりたくなくなった時は突然中止したり、と、勝手気ままに利用しておりますが、アプリは文句一つ言うでもなく何時も私の要求に素直に応えてくれます。更にメールに至っては「何時でも何処でも」受発信ができますし、以前のようにメールを打つ為に態々パソコンの前に座る必要もありません。道案内をしてくれるアプリも有りますし、地震の予報を緊急警報と共に教えてくれるアプリも有ります。つまり、パソコンの機能を一杯詰込んだ「小型パソコン」を持ち歩いているのと同じです。写真撮影機能や動画撮影の機能も有ります。自分で自分を撮影出来る「自分撮り機能」も備わっております。世の中が進歩するにつれて、アイフォンも今後ますます進化していくでしょう。後何年かしたら「匂いや香り」が一緒に楽しめる写真機能が出来ているかもよ・・・?楽しい未来を夢見ながら今日も元気に タップ ダブルタップ スクロール フリック スライド ピンチアウト ピンチイン 2本指タップ 長押し ああ忙し忙し・・・。
「時代劇」のこと
4月 29th, 2012今年の初めからテレビで大好きな「時代劇」を見る機会が増えました。朝から夜まで文字通り24時間時代劇専門で放送しているチャンネルが有るからです。若い頃、胸ときめかせて映画館へ見に行った東映時代劇。時代が移り黒沢明監督に代表される活劇物等。あらゆるジャンルの時代劇が毎日見られます。この種の映画の楽しさは、何と言っても「自分の過去の思い出と一つになって楽しめる」事です。更に面白いのは、現在では所謂ベテラン俳優として活躍している有名なスター達の若い頃の画像が楽しめる事ももう一つの楽しみ方で有ります。そして忘れてはいけないのが、既に「この世を去った有名人達」のはつらつとした躍動感あふれる映像がふんだんに楽しめる事です。「あっ!この人、こんな役やっていた時が有ったんだ」「ええっ?これ本当にあの人なの?」と言う様なドラマの筋以外でも結構楽しめるのです。又、かって「不仲説」が報道された事のあるスター同士が、片方が監督をして作った映画にゲストスターとして出演しているもの等も有り興味は尽きません。最近では多分に年の所為だと思いますが、「江戸情緒たっぷりなしんみりした内容のドラマ」にひきつけられて居ります。いくら人を切っても、返り血一つ浴びないで何時も颯爽と立ち回る主役が多い「東映系」。どちらかと言うと、薄汚れた着物でめっぽう剣の技が強い「東宝系」の主役達。そのどれもが、夫々の時代の要求に応じて創られた時代劇で有りましょう。俳優の名前をあげ始めたらそれこそ際限がないくらいに懐かしい名前が出てきます。さて、GWを迎えてどの俳優に会いに行こうかしら。各局が満を持して番組を編成しているようです。「御宿かわせみ」「剣客商売」「鬼平犯科帳」「座頭市物語」「眠狂四郎」「柳生十兵衛七番勝負」「陽だまりの樹」「居眠り磐根」「必殺仕事人」等等、まだまだ有ります。美味しい物でも食べながらゆっくりと鑑賞したいと思って居ります。時代劇万歳!!