「吹き替えシアターと字幕スーパー」のこと

三月からWOWOWで映画を楽しんでおりますが、一つ気が付いた事が有ります。それは見出しにも書きました通り、所謂「吹き替えシアターと字幕スーパー」に関する事です。番組表を見ると丁寧に解説して記載されているのでそれ自体問題は無いのですが、既に十数年前から私が知らず知らずの間に「吹き替えシアターに慣らされてしまっていた」と言う事に気が付いたのです。私がWOWOWで見る映画は主に西部劇・時代劇・刑事もの・有名な俳優のアクション映画等々です。過去に大ヒットした有名な西部劇や時代劇等は字幕スーパーで見ると、往年の名優たちの声がそのまま聞けるのでとても懐かしく楽しさが倍増されます。だが、困った事に字幕スーパーは「初めから終わりまで視線をテレビの画面に向けっぱなし」にしておかなければなりません。字幕のセリフを読むためです。そこへ行くと、吹き替えシアターの方は日本語のセリフで喋ってくれますので、時々テレビ画面から目が離れても結構楽しんで見られる事になります。然し、こちらにも欠点が有ります。それは画面の中の俳優達の本当の声が聞けないと言うことと、時には国内の有名な俳優やタレントさん達が吹き替えをやって居る時が有って、声色を聞いただけで、画面に関係のない日本の俳優さんやタレントさん達の顔が浮かんできたりして興ざめになってしまう事が有ると言う事です。最近のテレビで放送されている外国ものの映画やドラマの殆どが、「吹き替えシアター」になっている事に改めて気付かされて驚いているところです。先日等、字幕と吹き替えが両方共に付いたドラマが放送されていましたが、よく見ていると、字幕のセリフと吹き替えの声のセリフが微妙に違っていて、これはこれで逆に気になってしまった事を覚えております。はてさて、皆さんは「吹き替え派?それとも字幕派?」どちらでしょうか?

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