日本を離れての数日間で私が最も気になる事が「飲み水と食事」の事です。中でも三度三度食べる食事については、始めの一日二日位はさほど気になりませんがそれを過ぎるとだんだん日本の味噌汁や梅干お茶漬け等のあっさり系が食べたくて仕方なくなります。今回の旅行も例外ではありませんでした。息子のアドバイスもあってホテルでの食事はなるべく避けて「外の店で食べる事」に決めていました。三日目位までは何とか抵抗なく食事が出来ました。それでもステーキ専門の店に入った時のステーキの焼き加減が、殆ど生に近いくらいの焼き加減で胸につっかえました。日本では注文の時に予め焼き具合をお客に尋ねてから対応してくれますが、此の時の店ではそれは有りませんでした。殆どの食事はアラモアナショッピングセンター内の「フードコート」といわれる一角でした。始めのうちは物珍しさもあってか結構選り好みなく食べたのですが、その内にだんだん日本食が恋しくなって「蕎麦とかお寿司とかうどん」等を注文するようになってきました。ただ此方で食べるうどんや蕎麦やお寿司等の食事も日本で食べるものとはどこか違うのです。口では旨く表現出来ないのですが、何かが違っていて「ああ寿司食ったあ・・・」という満足感が得られなかったのを覚えております。四日目の昼食では妻の提案で「中国料理でヤムチャの美味しい店」に行くことになり、ホテルから歩いて数分の所にあった「大三元酒楼」と言うお店に入りました。有名な店らしく店内は満席でしばらく待たされてから奥の席に案内されました。店の中ではワゴン車で運ばれてくるお料理を自分で見ながら注文をするのです。メニューにはローマ字と日本語の説明が載っておりました。ヤムチャの他に色々注文して文字どうりお腹一杯になって出て来ました。日本の旅行者の多くが立ち寄るお店らしく出入り口のショ-ウインドの横に日本の有名人の写真が一杯貼り付けてありました。その他焼き蕎麦の店の「CHIBO」やホテル内に有った「和食の店ツカサ」での食事は自分が外国に居る事を忘れさせてくれる様な落ち着いた雰囲気で心から癒されました。ただ終りの方ではショッピングセンター内の「白木屋と言うスーパー」の食品売り場で白いご飯に味噌汁等をおかずにして食べました。以下その時の模様を紹介します。