過日、テレビを見ていて面白い画面に出っくわしました。ホースから水を出して、その水を壁に見立てたパネルに当てて、ホースの出口をパネルからどの距離までパネルに近づけたら「パネルに当たった水が飛沫になって飛び散ることがなくなるか」と言うような内容だったと思います。放送を視聴しているうちに、それは、外国の二人の博士が研究していることらしく、その二人の博士は、そのリミットの距離を「12センチメートル」と結論付けられたそうです。画面では係の人が、ホースの出口をパネルに近づけたり、離したりしながら実験を繰り返し、やはり、二人の博士の説である12センチを超えて距離が長くなると飛沫が飛び始め、12センチを切って距離が短くなると、飛沫が飛び散らないことを確認していたのです。そして、二人の博士の目的が「男性がトイレでオシッコをする時の便器の壁と蛇口?との距離が12センチを境にして飛沫が飛び散るか飛び散らないかを研究していたらしい」と言う内容だった様に記憶しております。私は自分で実験した訳では無いので何とも言えませんが、とっさに感じたのは「世の中には色々な事を考えたり研究している人が沢山居るんだなあ」いう事でした。日本国内の便器(大きい方)が今や、その殆どが「便座式に取り換えられた」と言う現実を思う時、男性のオシッコ用の便器も、今の様な馬鹿でかい 便器ではなく「飛沫が飛び散らない12センチを考慮したスマートな便器が造られるのではないだろうか」、と、いう事でした。トイレの衛生面からも、経費削減の面からも、近い将来に、ぜひそうなって欲しいものだ、と一人感じ入った偉大です。