先日行われた衆議院議員総選挙、公示日直後頃の国内の有力新聞の殆どが「民主党圧勝?」「民主300議席を伺う勢い」等と、他の党の人が読んだらがっかりする様な見出しで報じていました。そして8月30日の投票日を迎え午後八時を過ぎて投票が締め切られると同時に、一斉に開票結果が報道されはじめ、数時間も経たないうちに、前述の見出しのような結果が一斉に報道されたのです。私が感心したのは、この「新聞の情報収集力の凄さ」と「正確さ」でした。まだ選挙の公示後間もない時期の記事で、その後十日余りも後の選挙結果を、かなりの正確さで報道出来る新聞社の情報収集能力の凄さです。一体どうやってこんな正確な情報を集めて来るのだろうと驚いて読んだものです。勿論色々な場所への情報網が有ることくらいは分かりますが、投票日迄まだ間が有ると言うのに、「誰が誰に投票するのか」「何処の党に投票するのか」と言う個人的な行動の予想をどうやって掴んだのだろうかと言う事です。これだけの情報収集能力が有るのならば、国内だけではなく、もっともっと世界的な視野で、世界各国・各地の色々な情報も、この選挙結果の予報報道の様に、もっと素早くもっと正確に収集し報道出来るに違いないと考えるのです。今後の各報道機関の更なるご努力を心から期待する一人です。素晴らしい記事を期待しております。頑張ってください。