オリンピックも終盤を迎えて連日のテレビ報道が今や真っ盛りの感です。このテレビの報道を見ていて感じた事が有ります。それは日本にメダリストが誕生すると、テレビの各局が挙ってそのメダリストを自分の局の報道室へ呼んで色々話を聴く訳ですが、どの局のやり方を見ていても、聞く項目は大体似通っており、聞かれる選手の方も他の局で話したことと同じような内容のことを喋っていて「ああ又か・・・」と思って新鮮味が無くなっている事がよくあります。選手のほうは疲れている筈なのに嫌な顔をしないで受け答えしております。こんな事なら全ての局が一箇所に集まってそこへメダリストを呼んで一回で済ませたらいかがなものかと思うのです。こうすれば呼ばれる選手も楽だろうし、同じ事を何回も何回も喋らなくても済むし、局の関係者もずっと経済的で効率的のような気がするんですが。この事は何もオリンピックのj報道に限った事ではなく、日常の生活の中でも特異な事案(事件)が発生した時等の報道にも良く見られる傾向です。テレビの局が増えて、各局がお互いに独自色を出して報道したいと言う競争心の結果でこう言うことが頻繁に行われる様になったものと思いますが、インタビューの対象となった人は大迷惑なのではないでしょうか。有名になった人を自分の局へ呼んでインタビューしながら報道している姿勢を見ていると「私のところの局はこんな有名人を呼べるんだ、どうだ偉い局だろう」と、胸をそらして威張り散らしているようで鼻につきます。沢山ある局全て之をやってしまうので見ていてウンザリしてしまうのです。ニュースは新鮮味が命だと思います。色々手を変え品を変えてやってみたところでそんなに差が出ているとも感じませんし、ほどほどにされたらどうなんでしょうね。加熱するオリンピック報道を見て感じた事を書いてみました。