燕のこと2

002-110.jpg先週土曜日にウォーキングから帰ってきて、整理運動中に微かな鳴き声の様な音を耳にして、ふと燕の巣を見上げたところ、巣の縁にとまった一羽の燕の正面巣の中に、大きく開かれた嘴が三つ見えてそこから泣き声が聞こえて来たのが分かったのです。縁にとまっていたのは親鳥で生まれたばかりの雛が餌を催促して鳴き声を上げている事が分かりました。私の気配に気付いた親鳥はすぐ巣から飛び去って居なくなりました。巣の中に残された雛鳥は、親に云い付けられたのか、物音一つ立てずに巣の中は静まり返っております。外敵から身を守る術を既に親から教えてもらっているようです。後何日かすればこの雛鳥は巣立つことになるでしょう。そして夏が終わるころには親鳥と一緒に遠い南の島へ旅立って行くのです。巣の下のコンクリート土間には燕の糞が丸い輪を描いて溜まっています。不思議な事に、駐車場に留めてある車のうちで、車体の色が白っぽい車だけが時々糞公害に見舞われることに気付きました。それ以外の色の車に、燕の糞が掛かっていたところを見た事が有りませんし、持ち主の方に尋ねても、鳥の糞がくっついていたことは一度も無いそうです。何か訳が有るのでしょうか。私の疑問を知ってかしらずか、親鳥はせっせと餌を運んで来ますが、人の気配がすると決して巣に近づこうとはしませんし、巣の中の雛達も、鳴き声一つ上げません。見事な連携プレーです。燕の巣の写真を入れてみました。次は親鳥が雛鳥に餌を与えている所を動画で撮ってみようと思っております。

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