平成21年1月13日からハワイ旅行に行ってきました。此の旅行は息子が私達夫婦へプレゼントしてくれたもので、行く前からハワイでの観光先は決めていたのですが、生憎の台風接近で急遽予定を変更してホノルル動物園へ行くことにしたのです。園内に入って見て分かったのですが、此の動物園は「柵や檻等を極力少なくしてなるべく動物達を自然の姿に近いかたちで見てもらおうという趣旨で作られたと言う事でした。
一体どう言う作りになっているのかと興味を持って見回しました。その結果それは直ぐに解りました。つまり鳥類や小動物は鉄製の檻の中で飼育されているのですが、キリンやライオンや豹や虎や犀等の大型の動物は「アフリカサバンナ」と名付けられたエリアで「小高い岩山の地形を利用し、或いはお椀の様に掘り下げてその広い窪地の中で飼育されていた」のです。こうすれば中の動物がもし逃げ出そうとしても回りの土の壁に遮られて外へ出ることは出来ないのです。
一方我々観覧者側から見ると、「檻や柵」の向こうではなく自然の地形の向こうに大型動物が見える為に、恰もアフリカの自然動物園の中の動物達を見ている様で、臨場感がありなかなか凝った作りで、看る者にとってはとても楽しい演出だなと思われました。特にライオンのエリアはもっとも迫力があって自然のままと言う雰囲気だったのですが、残念ながら風が強いためにライオンが警戒して穴の中に入り込んでしまって姿を見せてくれませんでした。(之は園の関係者の話です)